パン・オ・ルヴァンって何?
自家製天然酵母で作る、ルヴァン。
左上のおっきいパン。
通常中身の白いパン(食パン)は、すべて小麦粉。
ルヴァンは、小麦粉に全粒粉とライ麦が入ってます。
全粒粉も小麦粉ですが、一般的な小麦粉は小麦の中の白い部分。周りの殻を除いた部分。
で、全粒粉とは、その周りの部分もすべて丸ごと挽いた小麦粉です。
ライ麦とは、小麦粉とはそもそも品種が違います。
日本ではあまり栽培されず、ドイツなどで主に栽培されてます。
気候が、日本にあまり合わず、栽培しにくいため。
そして、通常のドイツパンとは、小麦粉よりもライ麦の割合が多いパン。
少し酸味があります。
全粒粉は、お米でたとえると玄米に近い?
丸ごと食べるから栄養価が高い。
ということで、話を戻すと、
小麦粉、プラス全粒粉、プラスライ麦の
ルヴァン。
そして、天然酵母でじっくり作ることでしっとり感が持続。日持ちします。
見た目はハードですが、中身は意外と
しっとり、もっちり。
当日、次の日はスライスしてそのまま。
三日目、四日目は少し焼くと香りも引き立ちさっくり、もっちり。
五日目、六日目はスライスしてお皿の代わりに。
お皿代わりに、おかずをのせてパクパク。
七日目は、一口大にカットして、スープや鍋にいれちゃいましょう。
大きいクルトンみたいなイメージです。
スープの具としていただきましょう。
美味しく召し上がれます!
食パンには食パンの美味しさが。
ルヴァンにはルヴァンでしか味わえない美味しさが。
バゲットにはバゲットの美味しさがあります。
それぞれに、それぞれの楽しみ方があります。
そして、楽しみ方は
一人ひとりに100万通り。
まずは、
食べてみて♪
メグモリのバゲットは、しっとりもっちり。
天然酵母のメリットはじっくり醗酵で、小麦の本来の味、ポテンシャルをひきだします。
そして、このバゲットは天然酵母でないけれどイーストを10分の1まで減らした極小のイースト菌で作ります。
天然酵母と同じく、じーーーっくりと長時間醗酵でこちらも粉の味とポテンシャル最大限引き出します。
北海道産の小麦粉本来の味と香りを。
そして、なぜイースト菌を減らすのか。
発酵にともない、イースト菌が小麦の糖分を栄養として食べちゃいます。
そうすると、小麦本来の甘味がそこなわれるため、イースト菌を限界まで減らしてます。
作るのに二日時間がかかるのがデメリット。
なので、沢山作れません。
ただ、差し引いてもあまりある恩恵が。
食べてからのお楽しみ♪